スイミングと自動ドア
- iroiro-official
- 6月13日
- 読了時間: 1分
更新日:9月29日
「6月6日の参観日 雨ざあざあ降ってきて――」
コックさんの絵描き歌でお馴染みのフレーズです。
この6月6日、実は芸事に関する記念日が多い日です。
「楽器の日」「邦楽の日」「生け花の日」「シニアピアノの日」などです。
もちろんこれは偶然ではなく、ちゃんと由来があります。
日本では昔から、6月6日に芸事を始めると良い、とされています。
世阿弥をご存知でしょうか。能を大成させたとして歴史の教科書にも載っている人です。
この人が書いた『風姿花伝』という本の中で、
習い事は数え年の7歳(つまり6歳)に始めるのが良いとあり、
いつの間にか同じ数字を並べて「6歳の6月6日」と言われるようになったとか。
ちなみに私は、幼稚園から小学校までスイミングスクールに通っていました。
泳いでいる記憶よりも、スクール入り口の透明の自動ドアが開いていると勘違いし、
元気よく激突して周囲の人を驚かせたことの方が記憶に残っています(笑)。
もう6月6日は過ぎてしまいましたが、梅雨に入れば家にいる日も増えるもの。
ここらで新しい芸事に挑戦してみるのも一興ではないでしょうか。

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