6月6日は芸事を始めよう!
- iroiro-official
- 6月13日
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「6月6日の参観日 雨ざあざあ降ってきて――」
コックさんの絵描き歌でお馴染みのフレーズです。
実は「参観日」が省略されているバージョンもあるそうなのですが……。
この6月6日、実は芸事に関する記念日が多い日です。
「楽器の日」「邦楽の日」「生け花の日」「シニアピアノの日」などです。
もちろんこれは偶然ではなく、ちゃんと由来があります。
日本では昔から、6月6日に芸事を始めると良い、とされています。
世阿弥をご存知でしょうか。能を大成させたとして歴史の教科書にも載っている人です。
この人が書いた『風姿花伝』という本の中で、
習い事は数え年の7歳(つまり6歳)に始めるのが良いとあり、
いつの間にか同じ数字を並べて「6歳の6月6日」と言われるようになったとか。
それから、指折り数えて6まで数えると小指が立ちますが、
これを「子が立つ」=子どもが何かを始める、と解釈したなんて説もあるそうです。
ちょっと眉唾な感じもしますが、語呂合わせを好むのは日本人らしいですね。
もう6月6日は過ぎてしまいましたが、梅雨に入れば家にいる日も増えるもの。
ここらで新しい芸事に挑戦してみるのも一興ではないでしょうか。
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